アンナプルナ・サーキットトレッキング

アンナプルナ・サーキットトレッキング

アンナプルナ・サーキットトレッキングは、「世界で最も偉大なトレッキングルート」の一つとして長年トレッカーたちに愛され続ける、ネパールが誇る最高峰の周回コースです。緑豊かなマルシャンディ渓谷から始まり、多様な気候帯・民族・宗教の村々を縦断しながら、世界最高の山岳峠の一つ、トロン・ラ(5,416m)を越えてムスタン地方の荒涼としたチベット文化圏へ至る13日間の旅は、ネパールの自然・文化・冒険のすべてを凝縮した究極の体験です。

所要日数13日間
難易度上級
最高標高5,416m(トロン・ラ峠)
アクティビティトレッキング
最適シーズン春(3月〜5月)・秋(9月〜11月)
出発地・到着地Kathmandu / Pokhara
宿泊ティーハウス・ホテル
食事(含む)朝食、昼食、夕食 / 晩ご飯
グループ人数1〜20名
料金(お一人様・税込)
USD 1250 / 名様
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お電話: +08096321073

見どころ

世界最高峰の山岳峠の一つ、トロン・ラ(5,416m)を越える瞬間は、このトレッキング最大のクライマックスであり、生涯忘れられない達成感をもたらします。

マルシャンディ川上流の深い峡谷から、マナン谷の高山草原、ムスタンのチベット砂漠地帯まで——一つのトレッキングで全く異なる5つの気候帯と景観を体験できます。

ヒンドゥー教と仏教双方の聖地ムクティナート寺院(3,760m)は、世界中の巡礼者が訪れる神聖な場所で、精神的な充実感を与えてくれます。

タトパニの天然温泉で長い山歩きの疲れを完全に癒す体験は、アンナプルナ・サーキットだけが提供できる特別なご褒美です。

グルン族・タカリ族・マナン族・チェトリ族・ブラーマン族など、多様な民族の文化と生活様式が織りなす集落を一つひとつ丁寧に訪れることができます。

カリ・ガンダキ川が刻む世界最深の渓谷では、アンナプルナとダウラギリという2つの8,000m峰に挟まれた圧倒的なスケールの自然美を体感できます。

マルファ村は「ネパールのリンゴ村」として有名で、地元産のリンゴジュース・リンゴパイ・アップル・ブランデーなどタカリ文化の食体験が楽しめます。

詳細情報

アンナプルナ・サーキットトレッキングは、ただの山歩きではありません。それは、ネパールという国の断面をまるごと歩き抜く、小宇宙のような旅です。東のベシサハールを出発してアンナプルナ山塊を反時計回りに一周するこのルートは、標高800mの熱帯農村地帯から始まり、松とシャクナゲの温帯森林、高山草原、ヤクの放牧地、そして月面のような砂漠地帯へと、信じられないほど多様な景観を次々と見せてくれます。この変化こそが、アンナプルナ・サーキットを他のどのトレッキングルートとも一線を画す唯一無二の体験にしています。

旅の前半はマルシャンディ川沿いの深い峡谷を遡り、グルン族やタカリ族の村々を通り抜けながら標高を上げていきます。ジャガット、タル、ダナクの滝、チャメの温泉——それぞれの集落で異なる文化・食・人々に出会い、毎日新しい発見があります。マナン(3,540m)での高度順応日には、ティリチョ湖への短いハイキングやガングラプルナ氷河湖を訪れ、これから向かうトロン・ラ峠越えへの期待と緊張を高めます。

トロン・ラ峠(5,416m)への夜明け前の登頂は、このトレッキングの魂そのものです。暗闇の中を黙々と歩き続け、峠の頂上で翻る祈祷旗に触れた瞬間の感動——それは、疲労・寒さ・高度という三つの試練を乗り越えてきた者だけが味わえる、純粋な喜びです。峠の向こうには荒涼としたムスタンの砂漠地帯が広がり、ムクティナートの聖なる炎が旅人を迎えてくれます。ジョムソンからポカラへの帰路は、飛行機または砂埃舞う峡谷道のジープで締めくくられます。この13日間は、ネパールという国を全身で感じる、最高の旅の形の一つです。

日程表

トリブバン国際空港に到着すると、担当者が温かくお出迎えし、専用車でタメルのホテルへとご案内いたします。チェックイン後は、翌日の長距離ドライブに備えて装備の最終確認を行いましょう。タメル・バザールを散策しながらネパールの賑やかな街の空気を吸い込み、夕食後はガイドによるトレッキング全行程のオリエンテーションがあります。これから始まる13日間のアンナプルナ大周回への期待を胸に、早めに就寝しましょう。

1,400m
含まれる食事
ホテル(カトマンズ)

早朝に出発し、ベシサハール(820m)を経由してジャガット(1,300m)へ向かいます。マルシャンディ川沿いのクネクネとした山岳道路を走りながら、棚田の景観や緑豊かな丘陵地帯を眺めます。ベシサハールからはジープまたは地元バスで谷を遡り、途中でブルブレ、ンガディを通り過ぎます。ジャガット村は大きな滝と崖の間に位置する情緒ある集落です。ここはマナン地方の玄関口でもあり、翌日から始まる本格的なトレッキングに向けてしっかりと体を休めましょう。

1,300m
距離ジープにて6〜7時間 + 徒歩1時間
含まれる食事
ティーハウス

マルシャンディ川沿いの深い渓谷を進みながら、チャムジェ(1,430m)、タル(1,700m)を通り過ぎます。タルはマルシャンディ渓谷が終わり、マナン地方の広い谷が開き始める地点で、巨大な砂の崖と滝が出迎えてくれます。その後、コド村(1,960m)の大麦・米・ジャガイモ畑を通り抜け、石積みのカニ(仏教の門)をくぐりながらダナクへ到着します。ダナクはマルシャンディとメシャ・カリ川の合流地点に位置する静かな村で、周囲に広がる谷の景色は心が和みます。

2,200m
距離5〜6時間
含まれる食事
ティーハウス
3日目の写真 1

マルシャンディ川沿いにバガルチャップ(2,160m)、ダンゲ(2,200m)、ラタンルング(2,500m)を通り過ぎながら進みます。バガルチャップはネパール最初の典型的なチベット様式の村で、石積みの壁とチョルテン、石畳の通りが印象的です。ティンガン(2,607m)を通り、チャメへと到達します。チャメはマナン地区の地区本部所在地であり、銀行・診療所・温泉・商店が揃う山岳の小都市です。温かいお湯に足を浸しながら、アンナプルナIIとアンナプルナIVの美しい峰々を眺めてください。

2,670m
距離5〜6時間
含まれる食事
ティーハウス

チャメを出発し、急峻な岩壁に沿って細いトレイルを進みます。ブラタン(2,850m)を過ぎると突然視界が開け、巨大な岩壁(高さ1,500mを超えると言われます)が眼前に迫り、思わず息をのみます。ドゥクレ・ポカリ(3,240m)の小さな湖を通り過ぎると、アンナプルナIIとガンガプルナの雄大な景観が広がり、ヒマラヤの核心部に踏み込んでいることをひしひしと感じます。ローピサン(下ピサン)とアッパーピサン(上ピサン)に分かれるこの村では、アッパーピサンの古いゴンパからアンナプルナII(7,937m)の絶景を楽しめます。

3,200m
距離5〜6時間
含まれる食事
ティーハウス

ブラカ村(3,450m)とフンデ村(3,270m)を経由して谷を進むと、氷河湖のガングラプルナ湖(3,540m)に到達します。エメラルドグリーンに輝くこの氷河湖を前にして立ち止まり、背後にそびえるガングラプルナ氷河を眺める瞬間は、このトレッキング最高の絶景の一つです。マナン(3,540m)はアンナプルナ・サーキット最大の村で、ここから見上げるアンナプルナIII、ガングラプルナ、ティリチョ峰(7,134m)のパノラマは圧倒的な美しさを誇ります。午後はガイドから翌日の高度順応と、トロン・ラ越えについての詳細な説明があります。

3,540m
距離5〜6時間
含まれる食事
ティーハウス

トロン・ラ峠越えを安全に行うための最も重要な日です。「高く登って、低く眠る」の原則に従い、マナン周辺の高所へのハイキングを行います。プレナ・アイスレイク(4,600m)またはナワル(4,010m)への半日ハイキングがお勧めで、マナン谷全体を見渡すパノラマと、アンナプルナIII、ガングラプルナ、ティリチョ峰の大迫力の眺めをお楽しみいただけます。ティリチョ湖(4,919m——世界最高所の湖の一つ)への延長ハイキングも可能です。午後はマナン村のアイスクリーム店(標高3,500m超のアイスクリーム!)でひと休みしながら、村の生活と文化を楽しんでください。

3,540m(最高4,600m)
含まれる食事
ティーハウス
7日目の写真 1
7日目の写真 2

マナンを出発し、岩が点在するアルパイン草原を緩やかに登ります。ヤクの群れが草を食む広大な高山牧草地を通り過ぎ、ヤク・カルカ(4,018m)へ到着します。「ヤクの放牧地」という意味のこの小さな集落からは、アンナプルナIIIとガングラプルナの迫力ある姿が目の前に広がります。本日の行程は短いですが、これは意図的なものです——急激な高度上昇を避け、翌日のトロン・ハイキャンプへの移動と明後日の峠越えに備えて、体を少しずつ高所に慣らすことが大切です。

4,018m
距離3〜4時間
含まれる食事
ティーハウス
8日目の写真 1

ヤク・カルカを出発し、レダル(4,200m)でティーブレイクを取ったあと、岩と砂利の急斜面を登り続けます。トロン・フェディ(4,450m)で昼食を取ったあと、さらにトロン・ハイキャンプ(4,925m)まで登ります。ハイキャンプに到達すると、澄み切った空の下に広がるヒマラヤのパノラマが四方から迫ってきます。明日の早朝出発に備えて午後は早めに夕食を取り、できるだけ早く就寝してください。防寒装備の最終確認を忘れずに——ここは氷点下になることがあります。夜は天の川が降るような満天の星空があなたを待っています。

4,925m
距離4〜5時間
含まれる食事
ティーハウス

本日はこのトレッキング最大の挑戦であり、最大の感動の日です。夜明け前の暗闇の中、午前3〜4時にヘッドランプを頼りに出発します。凍えるような寒さの中、一歩一歩を踏みしめながら登り続けること3〜4時間——トロン・ラ峠(5,416m)の頂上に立った瞬間、天に届くほどに高く掲げられたカラフルな祈祷旗があなたを迎えます。「CONGRATULATIONS THORONG-LA 5,416m」の看板を見た瞬間の達成感は、生涯で最も忘れられない記憶の一つになるでしょう。峠からムクティナートまでの急下降は約1,600mで、荒涼としたムスタンの砂漠地帯を経てヒンドゥー教と仏教双方の聖地ムクティナート(3,760m)へ。聖なる108本の水口から流れ出る水に触れ、長い旅への感謝を捧げてください。

最高到達 5,416m(宿泊 3,760m)
距離7〜8時間
含まれる食事
ティーハウス

トロン・ラを越えた余韻に浸りながら、カリ・ガンダキ川沿いを南へ進みます。カグベニ(2,810m)は白壁の家々が立ち並ぶ中世の雰囲気を持つ村で、禁断の地「アッパー・ムスタン」への玄関口でもあります。カグベニからジョムソン(2,720m)へはジープで約20分または徒歩で約2時間。ジョムソンはムスタン地方の行政中心地で、銀行・空港・病院・レストランが揃う山岳の町です。カリ・ガンダキ川が刻む世界最深の峡谷——片側にアンナプルナ(8,091m)、反対側にダウラギリ(8,167m)が聳える壮大なスケールの景観をゆっくりと眺めてください。

2,720m
距離ジープにて1時間またはトレッキング4〜5時間
含まれる食事
ティーハウス

カリ・ガンダキ川沿いに南下してタトパニへ向かいます。マルファ村(2,670m)はタカリ族が暮らす白壁の村で、リンゴと白ワインで有名です。果樹園の間の石畳の道を歩きながら(またはジープで通過しながら)、コベン、トゥクチェ、ラルジュン、ガラなどの村々を通り過ぎます。到着するタトパニは、「タト=熱い・パニ=水」の名の通り、天然温泉で有名な村です。カリ・ガンダキ川沿いに湧き出る温泉に浸かり、トロン・ラ越えで全力を出し切った体の疲れを、この上ない贅沢な方法で癒してください。星空の下での露天風呂は、このトレッキング最高のご褒美の一つです。

1,200m
距離ジープにて3〜4時間またはトレッキング7〜8時間
含まれる食事
ティーハウス

最終日は早朝にタトパニを出発し、ベニ(830m)経由でポカラへ向かいます。ポカラに到着したら、フェワ湖畔で最後のネパール料理を楽しみながら、13日間の大冒険を振り返ります。その後フライト(35分)またはバス(8〜9時間)でカトマンズへ。13日間にわたってアンナプルナ山塊を一周し、トロン・ラという世界最高の峠を越えたという揺るぎない達成感と、これほど多様な景色・文化・人々との出会いを体験したという深い満足感が、あなたの心に永遠に残り続けることでしょう。

1,400m(カトマンズ)またはポカラ(820m)
距離ジープにて3〜4時間 + フライト35分またはバス
含まれる食事
ホテル(カトマンズまたはポカラ)

料金に含まれるもの

  • カトマンズ↔ベシサハール間のジープ代(専用またはシェアリング)

  • タトパニ→ポカラ→カトマンズのジープ代またはバス代

  • ポカラ↔カトマンズ国内フライト代(別途オプション)または観光バス代

  • 全食事(朝食・昼食・夕食)—トレッキング中は1日3食

  • トレッキング中の全ティーハウス宿泊費(ツインシェア)

  • カトマンズでのホテル宿泊費(1泊)

  • 認定英語ガイド(アンナプルナ保全区域登録済み)の給与・食費・宿泊費・保険

  • ポーター(2名のトレッカーに対し1名)の給与・食費・宿泊費・保険

  • アンナプルナ保全区域許可証(ACAP、約$30)

  • TIMSカード(トレッカーズ・インフォメーション・マネジメント・システム、約$17)

  • 血中酸素濃度計(オキシメーター)

  • ファーストエイドキット・水浄化タブレット

  • カトマンズ空港への送迎(専用車)

  • アンナプルナ・サーキット完走証明書

  • 会社ロゴ入りTシャツ&ダッフルバッグ(ポーター用)

料金に含まれないもの

  • ネパールまでの国際線航空運賃

  • ネパール観光ビザ料金

  • ポカラ↔カトマンズの国内フライト代(バス利用の場合は不要)

  • アルコール・ソフトドリンク・ミネラルウォーター(ボトル)

  • Wi-Fi・デバイス充電代

  • ホットシャワー代(一部ティーハウスで別途請求)

  • 個人衣類・トレッキング用品

  • 個人費用・医療費

  • 緊急ヘリコプター避難費用(山岳活動対応の旅行保険加入を必須推奨)

  • ガイドおよびポーターへのチップ(推奨:ガイドNPR 15,000〜20,000、ポーターNPR 8,000〜10,000)

  • マナン〜ムクティナート間のジープ代(体調不良時のオプション)

  • ティリチョ湖サイドトリップの追加費用

追加オプション

すべてのトレッカーは、自分だけのアンナプルナ体験を持っています。あなたの旅をさらに豊かにするために、さまざまなオプションとアップグレードをご用意しています。

  • ティリチョ湖(4,919m)サイドトリップ

    マナンでの高度順応日に、世界最高所の湖の一つ、ティリチョ湖(4,919m)へのサイドトリップを追加できます。往復2日間(マナン→ティリチョ・ベースキャンプ→ティリチョ湖→マナン)の延長で、神秘的なエメラルドブルーの高山湖と壮大なヒマラヤのパノラマが体験できます。

  • プーン・ヒル(3,210m)追加コース

    タトパニからゴレパニ(2,860m)経由でプーン・ヒルへ登り、ダウラギリ(8,167m)・アンナプルナ南峰・マチャプチャレ(6,993m)の夜明けパノラマを楽しむ1〜2日間の延長コースです。アンナプルナ・サーキットとアンナプルナ・ベースキャンプルートを一度の旅で楽しめる人気の拡張コースです。

  • ジョムソン→ポカラ 山岳フライト

    ジョムソンからポカラへの20分間の山岳フライトは、カリ・ガンダキ渓谷とダウラギリ・アンナプルナ山脈の鳥瞰図を楽しみながら長い山道ドライブを省略できる人気のオプションです。

  • ムスタン地方(ロー・マンタン)延長ツアー

    カグベニからアッパー・ムスタン(制限区域)へ入り、禁断の王国の古代都市・壁画洞窟・チベット仏教遺産を訪れる3〜5日間のエクスクルーシブツアーを追加できます(別途入域許可証・約$500/10日間が必要)。

  • プライベートガイドのアップグレード

    グループ専任の認定英語ガイドがマンツーマンでサポートするプライベートガイド、グルン族・タカリ族・マナン族の文化と歴史に精通した文化専門ガイド、また荷物が多い方や身軽に歩きたい方向けの追加ポーター(約$20/日)をご用意しています。

  • 宿泊施設のアップグレード

    カトマンズとポカラでの4〜5つ星ホテルへのアップグレード、およびマナンやムクティナートでの一部設備の整ったロッジでのプライベートルーム・温水シャワー付き客室の手配が可能です。

  • トレッキング用品レンタル

    寝袋(−15℃対応)、ダウンジャケット、ゲイター、トレッキングポール、ウールグローブ・帽子などのレンタルをカトマンズのタメルにてご提供いたします。トロン・ラ峠越えでは特に防寒対策が重要です。

トレッキングをカスタマイズする方法

  • あなたの体力・ペースに合わせて、1日の歩行時間・休憩・ジープ移動の組み合わせを柔軟に調整できます。
  • ティリチョ湖延長、プーン・ヒル追加、ムスタン延長ツアーなど、日程は柔軟にカスタマイズ可能です。
  • ソロ・カップル・グループ・家族すべてに対応し、人数や目的に合わせた最適プランをご提案します。

よくあるご質問

難易度は中〜上級です。技術的な登山スキルは不要ですが、1日5〜8時間の山岳歩行を13日間続ける持久力と体力が必要です。最大の難関はトロン・ラ峠(5,416m)越えで、約1,000mの急登(ハイキャンプ→峠頂上)を夜明け前の寒冷・低酸素環境で行います。出発の2〜3ヶ月前からのトレーニング(毎日のジョギング・登山・ハイキング)を強くお勧めします。

トロン・ラ(5,416m)はアンナプルナ・サーキットの核心であり、最大の挑戦です。峠越えは通常ハイキャンプ(4,925m)から始まり、約4〜5時間の登りの後、ムクティナート(3,760m)まで約1,600mを下山する合計7〜8時間の行程です。午前中に峠を越えることが絶対に重要で(午後には強風が吹き始めるため)、天候が悪い日(降雪・強風)は翌日に延期する判断が必要です。マナンとヤク・カルカでの高度順応が十分であれば、体力のある方であれば問題なく越えられます。

最適な季節は春(3月〜5月)と秋(9月〜11月)です。秋(特に10月)は澄んだ青空と安定した晴天が最も続き、山岳の眺望が最高です。春(特に4月)はシャクナゲが咲き乱れ、トレイルが美しい花で覆われます。冬(12〜2月)はトロン・ラが積雪で閉鎖される場合があります。モンスーン期(6〜8月)は降雨が多くルートが滑りやすいですが、マナン以北は降雨が少なく歩けます。

アンナプルナ・サーキットは標高5,416mまで到達するため、急性高山病(AMS)は最も注意すべきリスクです。本日程にはマナン(3,540m)での高度順応日が組み込まれており、「高く登って低く眠る」の原則が日程全体に反映されています。毎日1日につき300〜500m以上の高度上昇を避け、1日4〜5リットルの水分補給と、高所でのアルコール摂取回避が基本です。ダイアモックス(アセタゾラミド)の服用については出発前に医師にご相談ください。

2種類の許可証が必要です:①アンナプルナ保全区域許可証(ACAP)(約$30)②TIMSカード(約$17)。これらはカトマンズまたはポカラのネパール観光局で取得可能で、パッケージ料金に含まれています。許可証の確認は複数のチェックポイントで行われますので、必ず携帯してください。

ほぼすべてのガイドと経験者が反時計回り(ベシサハール→マナン→トロン・ラ→ムクティナート→ジョムソン)を推奨しています。この方向だと1日の標高上昇が緩やかで、高度順応が自然にできます。またトロン・ラ越えをマナン側(東側)から行う方が、斜面が緩やかで安全です。時計回りだとトロン・ラの下降がより急峻で、高度順応の時間も少なくなるため推奨しません。

アンナプルナ・サーキットは比較的電波環境が良好です。ベシサハールからマナンまでの主要な村々ではネパール・テレコムまたはNセルの電波が入ります。ただし、トロン・ラ付近では電波が途絶えることがあります。ATMはベシサハール、チャメ、マナン、ジョムソンにあります。しかし高地では機械の不具合が多いため、出発前にカトマンズで十分な現金(ネパールルピー)を準備することを強くお勧めします。

アンナプルナ・サーキットのティーハウスは、ネパールのトレッキングルートの中でも最も食事の選択肢が豊富です。ダルバート(レンズ豆スープとご飯)、チョウメン(炒め麺)、モモ(餃子)、チベット・ブレッド、タカリ料理(マルファのリンゴパイとシードル)、パスタ、ピザなど多様なメニューが楽しめます。特にマルファ村は「ネパールのリンゴ村」として有名で、地元産のリンゴジュース・リンゴパイ・アップル・ブランデーが絶品です。

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